なるほど!「おねしょ」と「ツボ」のご関係
おねしょの悩みでググっていると
おねしょに効き目のある「ツボ」という情報がとびっこんできました
ツボ?
あ〜!
こっちのツボのことね!!!
整体院 鍼灸院 マッサージなど
大人にとってはおなじみのツボ押しですが
夜尿にも効果があるのでしょうか?
調べて見ました
そもそも「ツボ」って?
注)以下 東洋医学的な表現になりますので混乱しないでね
ツボ⇒専門家は経穴(けいけつ)と呼ぶ
ツボとは神経(気と血と津液)の流れが集まっているところである
気(き)とは⇒ 体を温める血を全身に巡らせる働きのあるエネルギー
血(けつ)とは⇒ 体全体に栄養を送る役割や 感情や思考をコントロールしている
津液(しんえき)とは⇒ 胃液や唾液など体で作られる液体や体に必要な水分
東洋医学の医療では
このツボにトラブル(流れのつまり)があると
五臓六腑(ごぞうろっぷ )に異常がおきて体調不良になると考えられています
五臓⇒ 肝臓 心臓 脾臓 肺 腎臓
六腑⇒ 胆のう 小腸 胃 大腸 膀胱
三焦(さんしょう 水分の調整の役割 実際には人体には形として存在しません)
なので
このツボを刺激(押す さする 温める)などすると
神経(気と血)の流れも改善し脳ミソにもその刺激が伝わり
人体に何らかの良い影響を与えるようです(つまり夜尿にも効果あり)
ただし
やりすぎたり間違った事をすると逆効果にもなります
あの有名な世界の保健関係のプロ集団WHOが
医学的にも効果があるとして
医療分野に認定しています
ツボは、長年の歴史の中で積み上げられてきた民間療法が、医学の発展ともに分析実証され
どの場所を刺激すると何に効果があるのかわかるようになりました。
なので、現代では不調を解決したいときにピンポイントでツボに刺激を与えることができます。
ツボの数は現代の医学書には300以上
中国の古い医学書には1000以上あると買いてあるそうです。
ということは、体のあちこちに専門のツボがあって
そこを刺激すると効果が期待できるかもって事ですよね。
確かに適当に首とか頭とかモミモミするだけでも気分が良くてスッキリします。
ではでは、夜尿症(おねしょ)専門のツボってどこにあるのでしょうか?
夜尿症(おねしょ)に効果のあるツボ情報
中極(ちゅうきょく)
おへその下に指を4本置いたところ
下腹部の冷えを予防するので膀胱付近のお悩みに効果が期待できます
夜尿症 膀胱炎 頻尿 失禁 前立腺肥大 生理不順など
お子様に仰向けに寝てもらいます
温めると効果的なのでホッカイロや温タオルを乗せてから指圧するといいでしょう
お子様がゆっくり息を吐いているときに優しく押してください (10回未満)
たいけい
足首の内くるぶしの近く(出っ張ってるところではなくその後ろの凹んでいるところ)
下記の図ではいちばん上の赤い点の場所です
夜尿の原因の1つに「体の冷え」があります
このツボは血行が良くなるので
冷え性の解消目的で刺激できる場所です
子供に楽チンな体制になってもらいます
リラックスできたら
親指で優しく マッサージすると良いでしょう(5分未満)
腎兪 (じんゆ)
背中のウエストラインと背骨が交差するところに
左右指2本分置いた外側のところ
腎兪は様々な疾患に対応できるツボです
腎臓 膀胱 神経器関係の疾患や ぎっくり腰など
カイロや温タオルなどで温めると良いです
指圧するときは子供に寝そべってもらいましょう
親指をツボにおいてゆっくり優しく押します(5秒ぐらい)
押したり緩めたりを繰り返します(5分未満)
ツボ押しのポイント
子供の体形は十人十色それぞれなので、
いくら図を見てもピンポイントでそのツボを見つけるのは難しいですよね。
でも、ツボの場所を確認するときの目安になるコツがありました。
ツボの場所を探すための5つのコツ
1 触ると冷たい
2 押すと心地よい
3 押すと痛い
4 くぼんでいる
5 筋肉の筋上にあることが多い
体の血流が悪くなってくるとツボも冷えていきます。
押すと痛みがあったり、心地よかったり、人によって反応が違いますが
ツボの場所は他の場所に比べて刺激に敏感です。
また、ツボのある場所は指でなぞっていくとへこんでいます。
大きさは様々なのですが目安になりますね。
凹凸がある場所というのは筋肉や筋の割れ目に多いです。
その場所を優しく押していくと「ここがツボ?」という感覚がわかると思います。
子供はくすぐったいと感じたりするかもしれません・・・。
ツボを刺激すると大笑いしたり逃げ回ったりしますよね。
まあ、それはそれで親子のスキンシップとして楽しみましょう!
「こんな情報じゃよくわからないわ!もっと詳しくて的確なツボの場所が知りたいの!」
という方は、とても良い本があるので読んでみるのもいいと思います。
イラストよりも写真の方がわかりやすいですよ!
一目でわかる!ホントのツボがちゃんとわかる本
では、次にツボを押すときの手順についてです。
子供のツボ押しおすすめの手順
おねしょ予防としてツボを押す目的でしたら、お風呂上がりの寝る前がオススメです
でも、いくつかの注意点があるのでご参考にしてください。
子供のツボ押しで気をつけたいこと
・温かい手で押しましょう
押す人の手が冷たいと刺激が強くびっくりします。そして、子供の体も冷えてしまいます。
また、大人と同じ強さで押したりすると皮膚や筋肉などを痛めてしまい逆効果です。
・短い爪で押しましょう
爪が伸びていると痛いし皮膚が傷ついてしまいますので注意してくださいね。
・ツボの刺激は5分が目安
ツボの刺激はやりすぎると逆に体の負担になってしまいます。
体や脳ミソがリラックスを通り越して興奮してしまう場合もあります。
くすぐったくて大暴れしたり笑ったりすると眠れなくなってしまいますので
ほどほどにしましょう(刺激の目安はトータル5分ぐらいです)
まだまだデリケートな子供の体に合わせて、優しく押したりさするなどしましょう
パパやママの手の温もりは、精神的にもリラックスできますので一石二鳥ですね!!
というわけで「夜尿症に ツボ押しの 効果があるのか?」の結論としては
ツボの刺激だけで夜尿症が治るわけではない
しかし
・良質なバスタイム
・食生活の改善
・ツボを刺激する
などを組み合わせていけば、体が温まり精神的にリラックスできるため夜尿予防になる!
そういう意味では 「ツボ押しは夜尿症に効果がある」と言える!
私はそう理解しました。
うちの子供はくすぐったがり屋なので笑い転げてしまうのですが、
落ち着いているお子様ならばチャレンジする価値があると思います。
親子で交代しながらツボ押しタイムも素敵ですね!
コミュニケーション不足も一気に解消できちゃいます!
親が子供の体に触れることができる期間は、限られています
だんだん「触らないで!」って拒絶されるお年頃にもなってきます。
一緒にバスタイムも
一緒に添い寝タイムも
一緒にツボ押しタイムも
永遠ではありません・・・・・。
子供の成長は嬉しいけど寂しくもありますね!
子供とのスキンシップが満喫できる今この時を、大切にしましょうね〜!